1日のスケジュール
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勤務の始まりです
教習指導員の1日はアルコールチェックから始まります。
朝礼終了後にそれぞれの業務に向かいます。 -
1時限
事務職も兼務しているため、
受付が混み合う時間帯には、受講者への案内も行います。
免許の内容説明や入校の受付など、さまざまな対応をしています。 -
2時限
教習指導員は運転知識や技術だけでなく、
訓練用の人形を使って、実践的な応急救護講習も行っています。
実際の事故現場に遭遇したとき、
心臓マッサージや人工呼吸などの知識があれば
救急隊の到着までに素早く対応でき、
人命を救える可能性も格段に高まります。 -
3時限
ドライビングシミュレーターを使った講習を行います。
運転時にはさまざまな危険がつきもの。
歩行者の飛び出しや、他の車との衝突など
実際には体験できない状況を疑似体験してもらいます。
どんな危険があるかを知って、 ご自分の運転に生かしてほしいですね。 -
昼休み
お弁当を食べながら、先輩から仕事上のアドバイスをもらったりプライベートな話で盛り上がったり。
午後からの教習に備えて、
お昼休みにはしっかりと休息をとります。 -
4時限
安全で円滑な運転のための知識を学ぶ
ことが学科教習の目的です。
標識の意味や安全な通行方法、
事故時の対応など、
広範な交通ルールがありますが
安全運転には正確な知識が求められるので、
ポイントを押さえながら指導を行っています。 -
5時限
教習を受ける方が実際に路上で運転する
実技教習前には
エンジンルームや計器類を必ずチェック。
教習車の点検も指導員の大切な仕事です。 -
6時限
小柄ですが、重いバイクもなんのその。
生徒さんには優しくレクチャーしますよ。 -
7時限
再び、学科教習の時間です。
たくさんの生徒さんにどうすれば伝わるか
真剣に聞いてもらえるか
指導員としての力量が試されます。 -
8時限
教習のない時間帯には、事務作業を進めます。
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勤務終了
Message
キャリアアップを叶える、やりがいある仕事
教習指導員兼事務職員
もともとは事務員としての採用でしたが、結婚、出産を経て、現在では兼務という形で、運転免許取得をコーチングする教習指導員を担当しています。
指導員になったきっかけは、窓口対応をしているときに、女性指導員を希望されるお客さまが増えてきたこと。また、当時はまだ子どもが小さかったのですが、自身の将来を考えたとき、資格を取るなら今がいい機会ではと考えるようになりました。指導員資格は全国どこでも通用するまさに一生もの。スキルアップのチャンスを与えてくれた会社と家族には感謝しています。
指導員になったことで、さまざまな教習生の方々とじっくりと関わる機会が増え、意外とこの仕事が自分に合っていることにも気づきました。
Private
「家族との時間を大切に」
プライベートでは家族との時間をたっぷりとっています。
休日にはみんなで旅行へ。家族の思い出が増えていくのも
うれしいですね。
上司からのメッセージ
教習生をマンツーマンで免許取得に導く教習指導員の仕事は非常に達成感を感じられる仕事です。当校で働きながら学び、審査に合格すれば晴れて指導員となります。現在、指導員資格者18名中、3名が女性です。
資格取得で着実なキャリアアップが可能ですし、男性も女性も同等に働ける仕事です。女性ならではの細やかさが教習生にも好評で、ニーズも多く、今後も女性指導員の採用を増やしていきたいと考えています。
-自動車学校部長:H.Y-